大切なお知らせ
   抗生物質の適正使用について 

 子どもの「かぜ」の原因は、大部分がウイルスとされています。
ウイルスに効果のある抗生物質は開発されていません。
(注:抗インフルエンザ薬と抗水痘・ヘルペス薬は抗生物質ではありません)
               
ウイルスによる病気は、対症療法が中心となります・

@ 休養・安静・保温を保って無駄なエネルギー消費を減らし
     A 糖分・塩分の入った水分補給を忘れずに行い
          B手洗いにつとめて、清潔な環境を保ち
               
     症状が落ち着くまで、日時の経過を待ちます。
     ウイルスに対する最良の治療は「日にち薬」です。
  
    ただし、次のような方は必ず再診をお願いします。
@ 初診時になかった症状が新たに出現してきた
A 3日以上経過しても、改善のきざしが見えない
B   (くう)     (ねる)       (あそぶ)
     食欲     睡眠      活動性  

 改善しない原因の1つに、細菌の感染が疑われた時点で、
 抗生物質使用の適用を慎重に判断します。安易な抗生物質の
 使用は耐性菌を出現させます。    

     すでに、あらゆる抗生物質が効かない
           スーパー耐性菌
        がいくつも出現しています。

 子どもたちをスーパー耐性菌の感染症から守りたい!
             そのために、今
     皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

        医療法人 一木こどもクリニック 院長
 
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