私 |
「どうです?少し良くなりました?お薬飲めました?」 |
父親 |
「それがセンセイ、あの薬、飲まん、寝らん、吐いた、治らん。
…ですたい、どげんしたら良かとですかね」 |
私 |
「(アチャあ!…お薬飲まん?それじゃあ治るものも治らんですよ!…と言うのは、患者さんへの責任転嫁かな?)
(あの薬まずいもんねえ、仕方なかですたい、製薬メーカーも、もう少しましな味のお薬ば作ってくれんとですねえ…。こんなこと言うと、メーカーへの責任転嫁かな?)
まあ、こんどはうまく飲めなかったけど、他にもあります
し、大きくなったら、いろいろ飲めるようになりますよ」 |
父親 |
「センセイ、一発で効く薬っちゃなかとですか?」 |
私 |
「(エッ?一発で効く?それは確かバイア…?おっ、そうそう)
ありますとも。当院秘伝、門外不出。その名も一発丸!」 |
父親 |
「そ、それ私にください、何だか期待できそうな予感が!」 |
私 |
「欲出してまとめ飲みはだめですよ。ところでお子さんは?」 |