ときどき予防接種をいやがるお子さんに、「そんなに泣くなら、打つのか打たないのか、あんたが決めなさい」とおっしゃる方がおられます。 しかし、年齢の低いこどもさんの場合には親が決める必要があります。 かわいそうだから今回は見送りという態度は、結果的にはこどもを感染症から守れず危険な目にあわせるでしょう。 決めるときはピシっと決める。これを父性といいます。 予防接種の受けさせ方で、保護者の父性を推し量ることもできるのです。