こどもの病気の対応
―環境ホルモンについて―
最近とみに目にするのがこの言葉。内分泌かくらん撹乱物質ともいわれます。案外知られていなくて、しかも危険性の高いのが、出前のラーメンなど油もののメニュー。ポリラップで包んできますが、このラップ中にかそざい可塑剤として使われているフタル酸エステルが、問題の環境ホルモンです。これは加熱によって溶けやすくなり、また油にも溶出してきます。ですから油ものでしかも熱っせられている状態のテンヤものは、条件がそろっているのですが、さらにポリカーボネート製の食器からは同じく環境ホルモンのひとつビスフェノールAという物質も溶け出してきます。

というわけで、やはりお昼は出前などとらずに、しみじみと冷や飯を食べていた方が長生きできそうです。そういえば、自分の人生冷や飯の連続だったなあ、とため息をついている方へ。一流大学を出て、高級官僚になって、わかいうちから接待漬けに慣らされたあげく最後につかまる人生よりもマシですよ。優秀な人材も環境次第。

格言にもあります。はじめにウマイ汁を吸った人は、あとでクサイ飯を食うことになると。くれぐれもウマイ汁を吸わないように注意しましょう。環境ホルモンさえ入ってなければ、冷や飯でも結構うまい。あったかいホルモンを冷や飯にぶっかけて食べると美味しいのです。 ホルモンだって「環境」の二文字がなければうまいのだ。

結局わけのわからん文章になってしまいました。なお環境ホルモンについて、もっとくわしいことが知りたい方は、「奪われし未来」(翔泳社)をお読みください。
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